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駐車場に放置された車両について、その所有者を調査したことで、滞納していた駐車場料金の回収も含めて一挙に解決できた事例

事案の概要

 ご相談者は、土地を駐車場として不特定多数の第三者に賃貸していましたが、土地上に建物の建築を計画し、借り主との間で明け渡しの合意を進めていましたが、一部借り主が、高級外車を放置し、駐車料金も滞納したまま連絡が取れなくなってしまいました。
 
 当該駐車場のスペースを借りていたのが、専門士業であったことから、下手に車両を動かすと、後で大きなトラブルになりかねないと判断し、当事務所の弁護士に、その対応を依頼することになりました。

 

受任後の経過

 当事務所の弁護士が依頼を受けてから間もなく、インターネットで相手の登録事務所を検索して通知を行いましたが、電話は留守番伝話になり、一向に反応がありませんでした。

 また、契約書上の住所の住民票を取得しましたが、当該住所に書類を送付しても、宛てどころにいない、という状態で書類を送ることもできない状態でした。

 そこで、放置自動車のナンバーから、登録事項証明書を、弁護士会を通じて調査したところ、県外の法人所有となっていることが判明しました。

 さらに当該法人の電話番号を調査し、架電したところ、これまで連絡の取れなかった相手方から、連絡があり、謝罪と、当面の滞納賃料を支払いたいとの連絡があり、滞納賃料をまず回収しました。
     
 その後、相手方が、車両をレッカー移動することを確認したため、訴訟を提起することもなく、短時間で明け渡しを完了することができました。
 

ポイント

 ・放置自動車の権利関係の調査を端緒に、滞納賃料の回収を含め、一挙に解決まで持って行けた事例

 

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